読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日記

日記です

3/26 春

先日あるバンドのライブに行くと、MCの中でGt/Voの人がこう言った。

「僕ね、春になったら死にたくなるんですよ。」

周りのお客さんは意外そうな声を漏らす。自分も今までであれば、その声に加わっていたであろう。しかし今年の春に関しては、心情的に少し共感できるような気がしたのだ。

 

春といえば、出会いや新生活といった暖かく、のどかなイメージがある。そのようなイメージ通りの日々を過ごせるなら良いが、悩みや葛藤を抱えていてはどうであろう。

春とは季節であり、季節とは自分たちがどうしようもない大きなものである。そんな大きなものが暖かく、のどかだというのに、その中のちっぽけな自分はうたうだと悩み、葛藤している。このコントラストにやられてしまうのではないかと考えた。

自分は「ちっぽけ」なものだと割り切ってしまえばいいのかもしれない。しかし相手は暖かく、のどかな「春」なのである。なんだか気に入らない。

自分の考えを書いてみたものの、Gt/Voの人が感じていることとはたぶん違う。でもどこかかすってたらいいな。

 

そのGt/Voの人は、音楽でさえ春の死にたくなるような状態は救ってくれないのだと言った。

でも自分は単純なのか、悩みや葛藤の内容が薄いのか、音楽で簡単に救われる。

それはもしかしたらすごく幸せなことなのかもしれない。

 

3/14 好きな歌詞①

好きな歌詞がいくつかあるので歌手別に紹介していこうと思う。

 

チャットモンチー

「余談」

ただ現実ではありえない 夢の中では実際に

起きたら忘れてるくらい おいしいご飯を食べたり

理不尽でむかつく話でも 納得できたりする

それは知ってるよ 

 夢というものの内容は大概漠然としていて、どういうものかと具体的に述べることは難しい。その気持ちをこの歌詞はのびやかに代弁してくれている気がする。

そして曲の最後にはこう締めくくられる。

起きたら忘れてるくらい おいしいご飯が食べたい

理不尽でむかつく話でも 納得してみたい 

瞼の裏をスクリーンにして 明日の予告が観たい

楽しみで待ちきれないほどの 今日の続きがいいなぁ

余談というタイトルにふさわしい、ほわほわという音が聞こえてきそうな歌詞である。

 

ヒラヒラヒラク秘密ノ扉 

抜け出せない迷路の中 回り回ってまたスタート

きっと最悪も最高もワンプレートでやってくる 

この曲の冒頭部分である。二文目において「最高も最悪も」ではなく、「最悪も最高も」と、対になる言葉のネガティブな方を前に持ってくるのが好きである。

前者だとメロディに乗せにくかっただけかもしれなが、この小さな倒置が個人的にとても気に入っている。

 

Brian the Sun

彼女はゼロフィリア

 先生、愛に質量があると仮定した時

やっぱ、行ったり来たりで

バラバラになってしまうんでしょうか

この詩の好きなところはまさにインパクトである。一見ただのクサい歌詞に思えるが、よく考えてみると詩が言うところをイメージすることがなかなか難しい。このなんとも言えない感じが好きなのである。

 

ロックンロールポップギャング

正当性の盾の向こう側    

自尊心なんて食えもしないだろう?

一体何がそんなに恐ろしい? 

人間なんて灰になって終わり。

少し挑発的に畳み掛けてつながるのは、鼓舞するようなものではなく、悟ったような歌詞。初めてこの曲を聴いた時、「白骨の章」が想起されてしまった。

しかし決して投げやりなわけではなく、歌詞はこう続く。

醒めた夢はもう二度と戻らない

誰かのせいにしたままで生きるのか?

気に入らないことばっかりだ。

気に入らないことばっかりだ。

気に入らないことばっかりだ。

気に入らないことばっかりだ。

自己との戦いをここまで冷静に爽快に表現した歌詞は出会ったことがなく衝撃だったので、歌詞としても曲としてもこのバンドの中で一番に好きである。

 

③GLIM SPANKEY

 褒めろよ

お世辞何度吐いたって

単純な馬鹿には見抜けないのさ

今日もよいしょよいしょしとけばいい

いまに天まで昇り詰めて消えてくさ

目上の立場の人への感情の詩というのがそもそも珍しいが、よいしょよいしょや天まで昇り詰めるなど言葉の使い方がとても面白い。

褒めろよ いつか世界が掌返すの見たいなら

褒めろよ でかい野望で敵を味方に変えてしまえよ

誰よりも輝く為 褒めろよ 踊る阿呆と踊るフリして

 曲名だけを見た時、自己肯定曲かなと思ったが全然違った。なんとも野心に溢れたお世辞推奨曲だったのだ。また踊る阿呆という少し古典的な面白い表現も入れてきているのも憎いところである。自分が会社に入ったら毎日聞こうと決めている。

 

ワイルドサイドを行け

ワイルドサイドを行け ヤバい場所で今夜会おうぜ

やわな平和に慣れた奴らも きっとそれはそれでヤバいのさ 

国籍 生きる答えが 違うことは関係なくて

人に弾かれた者同士も 同じ孤独で繋がれんだ

仲間とこじ開ける未来は絶景さ

何かTHE BLUE HEARTSらしさを感じるこの歌詞だが、何と言っても「ヤバい」という表現がヤバい。語彙力が低い人の使う言葉の代表「ヤバい」をなんとサビに持ってきているのである。 曲を聴けば、メロディや詩の勢いの中で「ヤバい」は確かにとてもしっくりくるのだが、この言葉をチョイスできるのは本当にヤバいと思う。

 

この曲の他に「大人になったら」という大好きな曲があるのだが、自分が感想を書いてしまうと陳腐に思えてしまうほど良い曲なのでここでは触れない。久しぶりに曲のサビを聴いて震えた。

 

 

こんな感じでタラタラと書いてみたが意外と長くなってしまった。

もしこの文章を読んでいる人で、この歌詞が好きだ!みたいなのがあったらぜひ教えてください。

次はTHE BLUE HEARTSTHE HIGH-LOWSについて書きたいなぁ。

 

3/10

誰かが勝てば誰かが負ける浮世は忙しい

何一つ容易いことなどないの

 

東京事変の「母国情緒」という曲の歌詞の一節にこうある。

 

周りより明らかに重たいハンデを背負って挑戦しただけでも誇らしいし、常に何事にも堂々としている姿が正直羨ましくもある。

 

これからどうするのか分からないが、お得意のポジティブさで乗り越えてくれるよう心から願っている。

3/9 懐かしい匂い

個人的に、懐かしい匂いというものがある。

 

例えば、畳の匂いならば、祖父母の家や、小学校の児童館、サークルの夏合宿の宿などが想起される。タバコの匂いならば、今は亡き祖父のことが想起されるし、田んぼの匂いは、小学生の頃に遊びまわったことが浮かぶ。

 

このように、「あ、この匂い懐かしいな」と感じる「匂い」は大体の場合、その「匂い」を懐かしいと感じる原因となるものや出来事を突き止めることができる。

 

しかし時々、懐かしい「匂い」の原因を突き止められないことがある。その「匂い」は何か過去のものや出来事と結びついていそうで、懐かしい感じはするものの、原因となるものは想起できそうで想起できない。

 

もしかしたら、この「匂い」は、個人の体験によらない、人類共通の絶対的な「懐かしい匂い」なのではないかとひっそり考える。  

 

最近は研究が進んで、なんと「匂い」をデータ化することができるようになってきているそうだ。

「このままでは「絶対的な懐かしい匂い」の謎が解き明かされてしまう」

謎が明かされることは嬉しいが、その反面、懐かしい匂いについて妄想することができなくなるかもしれないと思うと、寂しくもなるのだ。

 

3/8 旅行記と前髪

旅行記を残そう思ったが、これから会う人達に旅行のことを話すのが楽しみなので、少し時間をおいてからあげようと思う。

 

それはそれとして、先日アルバイト先の塾の高校二年生の生徒に、

「先生その前髪古いっすよ」

と言われ軽くショックを受けた。

 

七三ほどに長めの髪をわけるのがシンプルで気に入ってたし、自分がたいそう顔が丸いので額が見える面積が広いほうがいいのだと説明しても納得してくれなかった。

 

というわけで明日行く美容室で前髪のイメチェンを試みようと思う。

次会うときにドヤ顔したるから見とけよ〜〜

 

3/4 旅行

明日から18きっぷを使って関東に旅行に行く。

 

楽しみである。

 

以上。

3/3 香水

去年の夏ごろ、なにがきっかけかははっきりと覚えていないが、プールオムの香水を買った。

 

最近は全くといっていいほどつけないが、余程楽しみな、わくわくするような予定があるときにつける。

 

自分は香水を手首に少量吹きかけてから、各所にのばすので、セーターやニットの袖の先に香りがついてしまうことがある。

 

今日、祖父母の家のソファーでのんびりと、快晴の空の下で洗濯物が揺れるのを見て、のどかに過ごしていた。本でも読もうと手を伸ばすと、袖の先から香水がかおる。

 

「今はそんなわくわくする場面じゃないのに。」

 

初めて好きな香りに嫌な気持ちにされるという経験をした午後であった。