京都日記

日記です

3/26 春

先日あるバンドのライブに行くと、MCの中でGt/Voの人がこう言った。

「僕ね、春になったら死にたくなるんですよ。」

周りのお客さんは意外そうな声を漏らす。自分も今までであれば、その声に加わっていたであろう。しかし今年の春に関しては、心情的に少し共感できるような気がしたのだ。

 

春といえば、出会いや新生活といった暖かく、のどかなイメージがある。そのようなイメージ通りの日々を過ごせるなら良いが、悩みや葛藤を抱えていてはどうであろう。

春とは季節であり、季節とは自分たちがどうしようもない大きなものである。そんな大きなものが暖かく、のどかだというのに、その中のちっぽけな自分はうたうだと悩み、葛藤している。このコントラストにやられてしまうのではないかと考えた。

自分は「ちっぽけ」なものだと割り切ってしまえばいいのかもしれない。しかし相手は暖かく、のどかな「春」なのである。なんだか気に入らない。

自分の考えを書いてみたものの、Gt/Voの人が感じていることとはたぶん違う。でもどこかかすってたらいいな。

 

そのGt/Voの人は、音楽でさえ春の死にたくなるような状態は救ってくれないのだと言った。

でも自分は単純なのか、悩みや葛藤の内容が薄いのか、音楽で簡単に救われる。

それはもしかしたらすごく幸せなことなのかもしれない。